平成27年度 総会報告

平成27年度5月12日、東京都高等学校美術工芸研究会の総会が行われました。
都美工研の元会長である佐藤清親先生のご協力により、女子美術大学の杉並キャンバスにて開催されました。

事務局長、研究部長と2校目の若手が中心的な存在になり、「より現場に即した・東京という立地を活かした」研究を行っていく旨を議題として掲げていました。団塊の世代が大量に退職し、若手が急増する中で、継続した研究を通じて人材育成を行う必要性は高まっています。
全国の高校・他校種はもちろんのこと、美術館や博物館などとも広く連携を続けることで美術教育の公教育への役割を発信する時期に来ているのではないでしょうか。関係者各位の皆様方には、これからも一緒に研究を続けていただけますようお願い申し上げます。

特別講演の北川フラム氏は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」や「ファーレ立川」等の総合ディレクターをつとめた方です。
実際に現地で行われている取り組みを、作品を鑑賞しながら語ってくださいました。
その中でも「アートは赤ちゃんのようなもの、言う事を聞かないから大変、だからおもしろい」という言葉や「弱さゆえに人と人をつないでいく、子どもたちにとって大切な居場所」という言葉が印象的でした。
また、「どうやって地域に根差した活動を可能にしているのですか?」という質問に対する答えとして
「可能な限り地域に出向き、一緒にやっている」「20年後を考えて、本気で最後までやる」「学校は灯台です」
という言葉たちは教育現場に寄り添い、地域に携わる私たちにも深く響く言葉でした。
たくさんの人とかかわりながら、地域とアートとをつなげていく北川フラム氏の言葉に私たちも励まされる思いがした特別講演でした。




コメントを残す

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.